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Papilio machaon hippocrates C. et R.Felder, 1864
黄揚羽
氷ノ山の山頂付近でもよく見られる蝶。似た種類のアゲハ(ナミアゲハ)とは前翅の付け根が黒いのですぐ分かる。
縞模様とオレンジ色が目立つ幼虫。氷ノ山ではシシウドの葉や花を食べているのがよく目立つ
Parnassius glacialis Butler, 1866
氷ノ山では5月の終わり頃から6月に見られる蝶で、スキー場のアサツキなどで吸蜜している。
名前のとおり翅が薄く、ふわふわと柔らかく飛ぶ。
Papilio maackii Menetries, 1858深山烏揚羽
大型の蝶で、黒とエメラルドグリーンがよく目立つ。夏には水場で水を飲む姿が見られる。
Parantica sita niphonica (Moore, 1883)
浅葱斑
旅する蝶「アサギマダラ」。氷ノ山ではスキー場のヒヨドリバナの白い花にたくさん集まる。捕まえると、柑橘系のにおいがする。
Vanessa indica (Herbst, 1794)
赤蛺
前翅に数字の3のオレンジ色が目立つ。春先には、石の上などで翅を広げて日向ぼっこする姿が良く見られる。
Argynnis paphia tsushimana Fruhstorfer, 1906
緑豹紋
氷ノ山のスキー場周辺で、よく見かける大型のヒョウモンチョウ。他のヒョウモンチョウとは後翅のウラの白い筋で区別が容易。
Dichorragia nesimachus nesiotes Fruhstorfer, 1903
墨流
墨を流したような美しさから付いた名前「スミナガシ」渋い趣とは別に口吻は真っ赤でまた美しい蝶。響の森では時々館内に迷い込む。
Ypthima argus Butler, 1866
姫裏波蛇目
細かい波模様のあるジャノメチョウ。小型の蝶で小刻みに飛びオカトラノオやヒメジョンなどで吸蜜する姿を見ることが出来る。
Everes argiades hellotia (Menetries, 1857)
シジミチョウの仲間で、響の森の周辺でもよく見られる。後翅の先に突起があるので、似た色の種と区別は簡単にできる。
Lycaena phlaeas daimio (Matsumura, 1919)
紅小灰蝶
春先から秋まで年中よくみられる蝶。名前の通り紅色の模様がよく目立つ。
Daimio tethys (Menetries, 1857)
大名挵
小型で素早く飛ぶセセリチョウのなかま。茶色が多いセセリチョウのなかで黒色は氷ノ山には本種のみ。黒地に白の模様は名前の通り紋付き袴を着た大名。
Phyllosphingia dissimilis (Bremer, 1861)
止まると翅の形が面白いスズメガ。夏に響の森の街灯に飛来したものを撮影。大型で迫力のあるガ。
Pterodecta felderi (Bremer,1864)
昼間、花で吸蜜する姿をよく見ることが出来る。チョウの様に見えるので勘違いされることがあるが立派なガ。
Oraesia excavata (Butler, 1878)
響の森の駐車場の落ち葉に隠れていたもの。翅の形はまるで木の葉の様。よく見ると顔も特徴的でウルトラマンに出てくる怪獣を連想させる。
Cephonodes hylas (Linnaeus, 1771)
高速で飛んで、花の蜜を吸う姿はハチドリと間違えられる程。時にはハチにも間違えられるスズメガの仲間。
Arcte coerula (Guenee, 1852)
響の森の裏の林道では、アカソの葉を食べているのを普通にみることが出来る。近づいたり触ったりすると、おしりを左右にブンブン振って威嚇する。なかなかの迫力。
Jocheaera alni (Linnaeus, 1758)
ハンノキの葉っぱを食べる。ガの幼虫で、黄色と黒の模様もすごいが、毛ではなく、リボンがついているようなおもしろい毛虫。見た目は??な毛虫です。
Furcula lanigera (Butler, 1877)
ガの幼虫。どっちが頭か分かりますか?葉の上を探すと見つかるが、枯れた葉に擬態しているのかもしれない。
Kaniska canace nojaponicum (von Siebold, 1824)
ルリタテハの幼虫は、ユリ科の植物を食べます。(写真はヤマジノホトトギスを食べている個体)とげとげですが、刺すことはないですし、毒もありません。
Adris tyrannus (Guenee, 1852)
アケビの葉を食べるので、アケビを見つけたら探してみてください。目玉の模様が特徴です。これもどこが頭か分かりますか?